【顎下腺唾石症】初診から摘出まで(関西)その2

先日の内容の続きです。


病院で顎下腺摘出を案内され、そのまま顎下腺摘出術(首元を切る手術)を受ける人は意外と多いようです。

顎下腺摘出術自体、原因となる唾液を止めてしまうので再発しないメリットはあるとは思いますが、やっぱり首元を切るのに抵抗がある人も多いと思います。

このブログを見ている方は恐らく唾石症の診断を受けたり、近くにそのような方がいたりするのではないでしょうか。

他にも方法があると是非伝えていただければなと思います。


さて、前置きが長くなりました。


耳鼻科を受診し、触診で恐らく唾石症との診断を受けました。

翌日、歯医者に行く予定だったこともあり、ついでにレントゲン撮影をしてもらうことにしました。

もし石が映れば唾石症確定、映らなければその他の原因と明確になると思ったからです。


実際撮ってみたらハッキリと映ってました…だいたい8ミリ〜10ミリ程度の石。

ただ歯医者で言われたのは、口腔内から手術する方法や内視鏡で取る方法もあるよ、と。

そこから痛いのを堪えつつ関西にある病院をいくつか調べました。


コンタクトを取った病院とその特徴を簡単にご紹介します。


■受診した病院

① 大阪歯科大学附属病院

  天満橋にある病院。

  同じ場所に内科もあるため、万が一手術時に何かあっても安心。(万が一がそもそも怖いですが・・)

  内視鏡手術は行っていないとのことでした。

  口腔内からの手術であれば可能。


② 神戸市立医療センター中央市民病院

  神戸空港の近く、ポートアイランドにある病院。

  関西で内視鏡の手術実績があるらしい。また歯科研修医の間ではとてもしっかりしていて指導も徹底されていることで有名らしく、安心できる病院とのこと。

  私の場合は最終的にこちらでの手術となりました。

  ただ後述、横浜市立大学付属病院の先生にも言われた通り内視鏡手術はできなかったので、私は唾石摘出術(口腔内からの手術)となりました。


■メールで相談した病院

③ 横浜市立大学附属病院

  唾石症手術で名医と言われる岩井先生が所属されている病院。内視鏡手術の実績多数。

  病院のサイトを見ると岩井先生直通のお問合せ窓口があり、そこから相談が可能。

  関西の病院で難しいと言われたものも内視鏡で摘出した実績がある模様。

  具体的な症状や石の大きさを連絡し問合せたところ、5分以内に返信が帰ってきました。

  私の場合石が大きすぎたようで、横浜市立でも内視鏡手術はできないとのことでした。

  名医の方に「できない」と明確に言っていただいたことで、納得することができました。

  (手術を受けるにあたり、この納得感って意外と大事ですよね。)


  関東にお住まいの方であれば受診されるのが良いのではないでしょうか。


■検討したが相談しなかった病院

④ 奈良県立医科大学附属病院

こちらでも内視鏡での手術が受けられるとのこと。ただ通院するにはやや遠く、距離的に神戸市立医療センターと変わらなかったため相談せず。




最終的に、神戸市立医療センター中央市民病院での受診と入院、手術をしていただきました。

唾石症の手術自体は他の方も細かくレポートされていたりするので、中途半端な感もありますが私の記事は一区切りとします。


【2022/08/27 追記】

手術後数年経過しましたが、今の所再発はしていないようです。

歯医者で唾石症の話をすると、歯のレントゲン写真でついでに唾石らしき塊が無いか見てもらえたりするのでオススメですよ。

唾石症の検査のために口腔外科に通院するのも大変で、費用もかかりますから。

旧・城東日記

日々の生活で物を購入する際に検討した点、購入後の感想などを紹介していきたいと思います。

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